抜け毛の少ない猫種ランキング!猫アレルギーでも飼いやすい猫っているの?

猫の抜け毛対策

猫を飼う時に気になることの代表が「抜け毛問題」です。
猫を飼う=抜け毛が多くて部屋が汚れる、掃除が面倒、猫アレルギーが発症すると連想してしまいますよね。軽度であれ猫アレルギーもちの方にとっては、抜け毛の少ない猫、毛の抜けにくい猫、毛がない猫種を選ぶ選択肢があります。
そこでこの記事では、猫アレルギー持ちでも飼いやすい抜け毛の少ない猫種ランキングをご紹介します。
サイベリアンの猫アレルギーが出にくい理由と猫アレルギーの対策方法

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抜け毛の少ない猫の特徴

抜け毛の少ない猫にはいくつかの共通点があります。被毛の構造や毛の長さ、毛の有無などが関わってくるその共通点について解説します。

被毛の構造(シングルコート)

抜け毛の少ない猫の特徴として、シングルコートであることが挙げられます。簡単に言えば、毛が一層構造になっておりアンダーコートの毛がない猫です。
サイベリアンやメインクーンなどの長毛種猫には、寒さに耐えるためにアンダーコートと呼ばれるふわふわの毛が生えています。このアンダーコートは抜け毛になりやすく、換毛期などは特に目立ちます。
シングルコートの猫種であれば、比較的抜け毛が少ないので「抜けにくい、目立たない」と感じられるでしょう。

毛が短い(長毛種でなく短毛種)

毛が短い猫も抜け毛の少ない猫の特徴です。理由は上記と似ており、長毛種に比べて毛が抜けにくいからです。
換毛期でも抜け毛が目立たないため猫アレルギーへの影響も少ないとされています。

毛がない

そして最後に「そもそも毛がない猫種」です。
スフィンクスなどが代表例として挙げられますが、毛がないため抜け毛が少ない・抜けにくいどころか抜ける毛がありません。
猫アレルギーへの影響も少ない猫種です。

このように、意識的に抜け毛の少ない猫種を選ぶことは可能であり、それによって猫アレルギーのリスクも軽減させることができます。
毛が抜けにくい、毛がない猫を飼うことで、掃除やブラッシングの手間も軽減されます。

抜け毛の少ない猫ランキング

それでは、抜け毛の少ない猫ランキングをご紹介します!
今回は、毛がない猫種以外にも様々な被毛構造の中から抜け毛が少ないとされる猫種をチョイスしています。

スフィンクス

スフィンクスは毛がない猫種なので、抜け毛の少ない猫ランキングの常連です。足先などに多少短い毛が生えていることはありますが、毛が抜けにくいというよりは毛がない猫としての認識が正しいでしょう。
猫アレルギーへの影響も少ないでしょう。

ロシアンブルー

ロシアンブルーは短毛種で抜け毛の少ない猫です。短毛種でありながらダブルコートの被毛を持っていますが、定期的にブラッシングをしていれば問題ないでしょう。
毛が抜けにくい、抜け毛の少ない(目立たない)猫種です。
ロシアンブルーも抜け毛の少ない猫ランキングの常連であり、比較的日本で手に入りやすい猫種です。

ブリティッシュショートヘアー

ブリティッシュショートヘアーも、ロシアンブルーと似通った特徴の猫種です。
毛が抜けにくい、抜け毛の少ない(目立たない)一方で、ダブルコートの被毛を持っています。
換毛期に多少の抜け毛はありますが、ブラッシングで十分カバーできる領域です。

ベンガル

ワイルドな毛の模様が注目されがちなベンガルですが、実は甘えん坊で抜け毛の少ない猫種です。シングルコートの被毛で、毛が抜けにくいです。
魅力的で大人気のベンガルも注目です!

シンガプーラ

シンガプーラはあまり聞き覚えのない猫種かと思いますが、短毛種で抜け毛の少ない猫種です。小柄であまり鳴かないことからも、ある意味日本のマンション暮らしに適しているのかもしれません。
毛が抜けにくくて小柄で静かな特徴は、必ずしも重要ではありませんが、魅力的でしょう。

長毛種を飼いたいけど抜け毛が不安なら、ラグドールがおすすめ!

ランキングとは別で、長毛種が好みだけど抜け毛の多さに不安がある方に向けて、長毛種の中でも比較的抜け毛の少ないラグドールをご紹介します!
ラグドールは、大型長毛種の中でも比較的飼いやすい猫として知られています。ふわふわの被毛とスカイブルーの瞳がかわいい大人気猫種です。
実はこのラグドール、長毛種でダブルコートでありながら抜け毛の少ない猫種なんです。
長毛種の猫が大好きだけど抜け毛が不安という方には、比較的毛の抜けにくいラグドールがおすすめです!

猫アレルギーでも飼いやすい猫 

抜け毛の少ない猫ランキングを紹介したところで、猫アレルギーでも飼いやすい猫を紹介します。
抜け毛の少ない猫や毛が抜けにくい猫、毛がない猫を探す理由の1つが、「猫アレルギーへの影響が少ない」ことです。
猫アレルギーの原因物質は主に唾液から発生します。原因物質が被毛に付着し、空気中に飛び散ることで猫アレルギーが発症しやすくなります。つまり、抜け毛の少ない猫や毛がない(短毛種も含まれる)は、長毛種と比較して人への猫アレルギーの影響が少ないです。
また、被毛の有無に関わらず、先天的に猫アレルギーの原因物質が少ない猫種も存在します。例えば、大型長毛種のサイベリアンフォレストキャットは、唾液に含まれる猫アレルギーの原因物質量が少ないことが証明されています。
このように、猫アレルギーの原因物質やその拡散を抑える猫種を選ぶことで、猫アレルギーもちの人でも猫の飼育が可能な場合があります。

毛色によって抜け毛の量が違う? 

猫種や毛の長さ以外に、毛色によって抜け毛量が違うという説も存在します。
この説は科学的な根拠をベースにしている訳ではありませんが、猫の毛色が毛質や毛周期に影響を与えているという仮説があります。代表的な例として、白っぽい毛色の猫は、黒や茶色の毛色の猫よりも抜け毛が多いというものがあります。ただし、毛色の明度(白は黒よりも目立つ)に依存している可能性もあります。
お部屋の色調が白色であったり黒色である場合は、その色に合わせた毛色の猫を飼育することで抜け毛が目立たない場合があります。一方で、抜け毛の量自体は、猫種や個体差に依存していると認識しておいた方がいいでしょう。
ラグドールの毛色の種類と値段|希少色や毛色の変化についても解説します

まとめ

抜け毛の少ない猫種ランキングを紹介し、その他猫アレルギーについてや毛が抜けにくい猫の特徴について解説しました。また、毛がない猫の存在も知っていただけたかと思います。
どんな猫種にもそれぞれの魅力や可愛さがありますが、共に生活する飼い主さんとの相性が大切です。猫アレルギーや抜け毛によって飼い主さんの健康が損なわれる場合や、どうしても抜け毛が不安な方は、今回紹介した抜け毛の少ない猫種を参考にしてみてください。
その他、ブラッシングやシャンプーなどのケアによって猫アレルギーや抜け毛を予防する方法も実践しましょう!

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