知らないと困る?サイベリアンのオスとメスの性格や体重の大きな違いとは

サイベリアンフォレストキャット

サイベリアンは長くふわふわした被毛と穏やかで人懐っこい性格で、近年人気の急上昇している猫種です。しかし、実はオスとメスのサイベリアンには性格や体重にさまざまな違いがあり、それぞれに独自の魅力と特徴があります。
本記事では、サイベリアンのオスとメスの違いについて詳しく解説し、飼育のポイントや健康管理のコツについてもご紹介します。
サイベリアンを迎え入れようと考えている方や、すでに飼っている方にとって有益な情報を提供しますので、ぜひ最後までお読みください。

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サイベリアンの性格と特徴

サイベリアンはロシア原産の大型猫種で、寒冷地に適応した厚い被毛が特徴です。被毛は飼育可能な猫種で唯一のトリプルコートで、3種類の毛の層で構成されています。防寒と防水効果が高く、極寒の環境でも生き抜くことができます。
その耐寒性から、冬場には毛がふさふさと生え揃い、逆に夏場には換毛期を迎え、抜け毛がとても多いです。
寒さに強く、逆に暑さは非常に苦手な猫種でもあります。

また大きな特徴として、サイベリアンは猫アレルギーが出にくい品種として有名です。

サイベリアンの性格:オスとメスの違い

サイベリアンは一般的に、好奇心旺盛で賢く、温厚な性格で知られています。
そんなサイベリアンには、オスとメスでは性格に意外と大きな違いがあります。

オスの性格

オスのサイベリアンは、特に甘えん坊で人懐っこい性格が特徴です。
メスと比べて飼い主に対して非常に愛情深く、常に飼い主のそばにいることを好みます。また、好奇心旺盛で、新しいおもちゃや環境に対して非常に興味を持ちます。
遊び好きで、アクティブに動き回ることが多いです。
ただし、縄張り意識が強く、マーキング行動や他のオス猫と争うこともあるため、少し大変な部分もあります。発情期にはトイレ以外で粗相をしてしまうこともあるため、去勢手術をした方が猫も飼い主も暮らしやすいことが多いです。

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メスの性格

メスのサイベリアンは、オスに比べて独立心が強く、自己主張がはっきりしています。特に母性本能が強く、子猫や他のペットに対してお世話をすることが得意です。
独立心が強いため、自己主張が強く、時にはツンデレな一面を見せることもあります。
女の子のサイベリアンは、気に入った相手には非常に甘える一方で、自分のペースを乱されることを嫌がります。
オスの子と比べて、ずっと近くで触れ合うのを嫌がる傾向にあるので、距離を置いておく時間も大切です。

サイベリアンの体重と健康管理

サイベリアンの体重は性別によって異なりますが、オスは一般的に6.5kgから10kg、メスは4.5kgから9kgが平均的な体重です。
特にオスは成長とともに体重が増える傾向があり、がっしりとした体格を持ちます。一方で、肥満になりやすいため、適切な食事管理と運動が重要です。
メスのサイベリアンも避妊手術をすると肥満になりやすくなるため、ご飯の量やキャットフードの種類などを変えて、体重管理をしっかりしてあげましょう。
どちらの性別も成猫になってからも定期的に体重を測り、適切な体重を維持するよう心掛けましょう。

サイベリアンの成長期ごとの餌の量を詳しく紹介!ご飯を食べない場合の対処法は?

飼い主さんが困る飼育のポイントと解決策

サイベリアンの飼育で大変なことは、主に抜け毛のような被毛に関する部分と室温管理です。そういった対策は以下の記事にまとめています。

当記事では、サイベリアンのオスとメスの特有の、飼育のポイントと飼い主さんのお悩みについて紹介します。

マーキングと粗相

オスの場合、発情期にマーキング行動として、強いにおいのおしっこをいろんなところでしてしまうことがあります。
去勢手術をすれば軽減するため、愛猫と飼い主さんがお互いに暮らしやすくするためにも、かわいそうと感じるかもしれませんが去勢手術を推奨します。

メスの発情期の粗相

メスの猫は発情期にも問題行動が無いと思われがちですが、そうではありません。
私はメスのサイベリアンを飼育していますが、はじめての発情期の際に、トイレ以外のところで粗相をしたり、おしっこを主に布製品にしていることがありました。
避妊手術をして以降、うちの子はかなりそういったことは減り、今では必ずトイレで用を足してくれるようになり、快適に暮らせています。

サイベリアンのオスとメスどちらが飼いやすい?

サイベリアンはオスとメスで飼いやすさに大きな違いはありませんが、大型の長毛猫であるため、体重管理や食費、被毛のケアなど、一般的な猫よりも飼育に気をつけるポイントは少し多いです。

サイベリアンの飼育経験からオスとメスの飼いやすさについて紹介します。
仕事で家を空けてしまう時間が長い方で、ずっとつきっきりで触れ合っているよりもお互いの時間を大切にしながら暮らす場合はメスの子の方が、猫も飼い主さんもストレス無く過ごせると思います。
たくさん時間をかけられて愛情表現をお互いにたくさんしたい方にはオスのサイベリアンがおすすめです。
ただしどちらの性別のサイベリアンも、一般的な猫よりも飼い主との関係を大切にする猫種であることは間違い無いので、ふれあいの時間をとってあげることは大切です!

まとめ

サイベリアンのオスとメスには、それぞれ性格や体重に違いがあります。
オスは甘えん坊で活発、メスは独立心が強く面倒見が良い性格が特徴です。適切な飼育環境と健康管理を心掛けることで、サイベリアンとの楽しい生活を送ることができます。
飼い主さんとしては、性別以上にその子の個性と性格を理解して、最適な関わり方を模索することが大切です。

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