愛猫選びに必見!人気の猫の種類とその品種ごとの特徴

猫は人々の心を癒やす存在として多くの家庭で愛されており、ただのペットではなく家族の一員として生活に深く関わる存在です。猫にはさまざまな種類と品種があり、それぞれに魅力的な特徴や性格があります。そのため、愛猫を選ぶ際には、その種類や品種の特徴をしっかりと理解することが大切です。愛猫を迎える前に、どの猫が自分や家族に合っているのかを見てみましょう!

スポンサーリンク

猫の種類とその人気の理由

どの品種も可愛い猫にも、長毛種・短毛種、大型猫や小型猫、いろんな種類の毛並みまでさまざまです。まず始めに、人気猫の種類・その人気の理由をご紹介します。

スコティッシュフォールド

スコティッシュフォールドは、折れた耳が特徴的な猫種で、その愛らしい外見が非常に人気です。
1960年代にスコットランドで発見された「スージー」という猫が起源とされています。
性格は非常に人懐っこく、甘えん坊で、飼い主とのスキンシップを求めることが多いです。そのため、犬みたいだとも評されることがあります。

マンチカン

マンチカンは、短い足が特徴的な猫種で、そのユニークな外見が非常に人気です。
1983年にアメリカで発見された短足の猫が起源とされています。
性格は好奇心旺盛で人懐っこく、聞き分けが良いため、トイレや爪とぎのしつけも比較的簡単です。

ミヌエット

ミヌエットは、ペルシャ猫とマンチカンを交配して誕生した新しい猫種で、短い足とふわふわの毛が特徴です。
性格は甘えん坊で好奇心旺盛です。ペルシャ猫の人懐っこさとマンチカンの活発さを併せ持っています。

ラグドール

ラグドールは、非常に大きな体と美しい毛並みを持つ猫です。
その名前の通り、抱き上げるとぬいぐるみのようにリラックスする性格が特徴で、その優しい性格が飼い主から愛されています。

ブリティッシュショートヘア

ブリティッシュショートヘアは、丸い頭と短い鼻、大きな目が特徴的な猫です。
その愛らしい外見と、落ち着いた性格が飼い主から愛される理由です。

ノルウェージャンフォレストキャット

ノルウェージャンフォレストキャットは、ノルウェー原産の猫で、厳しい寒冷地に適応するための長い毛と大きな体を持っています。
その美しい外見と、家族を愛する性格が人気の理由です。

サイベリアン

サイベリアンは、ロシア原産の自然種で、厳しい気候に適応してきたため、体が大きく頑丈です。
また、フレンドリーで社交的な性格を持ちます。
アレルギーを引き起こしにくいとも言われています。

エキゾチックショートヘア

エキゾチックショートヘアは、ペルシャ猫のような愛らしい顔立ちを持ちながら、短い毛を持つことから「ショートヘアード・ペルシャ」とも呼ばれます。
その可愛らしい外見と、飼いやすい性格が人気の理由です。

ベンガル

ベンガル猫は、野生のヒョウのような美しい斑点模様が特徴です。
そのエキゾチックな外見と、活発で好奇心旺盛な性格が人気の理由となっています。

アメリカンショートヘア

アメリカンショートヘアは、その名の通りアメリカ原産の猫種で、短い被毛と筋肉質の体が特徴です。性格は落ち着いており、適応力が高いため、家庭猫として非常に人気があります。
また、健康で丈夫なため、長生きすることが多いのも飼い主からの評価が高い理由の一つです。

品種別の特徴

続いて、猫種別の特徴について解説します!

スコティッシュフォールド

  • 見た目
    スコティッシュフォールドの特徴は、ペタッと折れた耳です。この耳は、頭蓋にぴったりと合ってキャップを被っているように見えます。折れ耳は突然変異であり、不完全な優性遺伝子に由来するため、折れ耳と直耳のタイプが存在します。
    体は中型サイズでメスであれば3~5キロ、オスであれば3~6キロ程度になります。
    スコティッシュフォールドは、伝統的な色や模様、長毛や短毛の種類で見ることができます。銅色が最も一般的な目の色ですが、他の色も見られます。
    全体的に丸い顔、丸い目、丸い体の特徴を持っています。
  • 性格
    スコティッシュフォールドは知的で好奇心が強く、人懐っこい性格が多いです。
    家の中で隠れることや恥ずかしがることは少なく、常に人々の側にいることを好みます。部屋を移動する際には、人を追いかけることもしばしばあり、犬のようだと表現されるほど、賢く人に懐きやすいです。また、その賢さから物を投げてそれを取って来る遊びを教えることも可能だとか!
    多くのスコティッシュフォールドは好奇心旺盛で流れる水を飲むのを好んだり、食事や飲み物を足で触ったりすることもあります。

マンチカン

  • 見た目
    マンチカンは短い足とまんまるな顔が特徴的で、とても愛らしいとされています。
    足は短いですが、ジャンプ力があります。この短い足は優性遺伝の特性で、健康上の問題が指摘されることもありましたが、健康体であることが確認されています。
    毛質は短毛も長毛も細くて柔らかい直毛で、触り心地が良いのが特徴です。 長毛のマンチカンの毛は、他の長毛の猫種に比べてもつれにくいとされています。
  • 性格
    社交的で走ったり、追いかけたり、おもちゃで遊んだりするのが大好きです。子供や他のペットなど、一緒にいるのも好きで、遊びに夢中になって走り回ったり元気に追いかけっこをします。
    マンチカンは好奇心が旺盛で、ミーアキャットのように後ろ足で立ち上がり、気になったものをよく見ようとし、どんな場所も隅々まで探索します。床から本棚の上まで一気にジャンプすることはないかもしれませんが、小さなステップでそこへ行ける道を見つけると、駆け上がっていきます。

ミヌエット

  • 見た目
    ミヌエットは甘い顔と短い足が特徴です。ミヌエットはペルシャやマンチカンから派生したものですが、独自の特徴的な外観を持つ品種です。ミヌエットを一言で表すとしたら、それは「丸い」という言葉でしょう。頭は全体的に丸く、大きな丸い目があり、その上に丸い先端を持つ小さな耳が付いています。
    鼻は短く、横顔で見ると緩やかな傾斜で額に溶け込んでいます。メヌエットの被毛はペルシャ猫ほど大きくありませんが、長毛と短毛の両方が豊富で密です。
  • 性格
    ミヌエットは愛情深く、人懐っこい猫です。ペルシャの優しさとマンチカンの活発さと好奇心を持っています。
    大きな目と優しい顔は完全に無邪気な印象を与えますが、好奇心旺盛なため、あらゆる種類のトラブルメーカーとなることやんちゃな一面も。穏やかでありながら、遊びに対しては活発的です。

ラグドール

  • 見た目
    ラグドールは猫の中で非常に大きな品種の一つで、綺麗な青い目をしています。
    被毛は中程度の長さで、シルキーで柔らかく、ウサギのような質感を持っています。春と秋を除いて、被毛はほとんど抜けません。
    体重は、オスは6kg-9kg、メスは4kg-7kgで、長くてしっかりとした体を持ち、骨格は頑丈です。
  • 性格
    ラグドールは非常に落ち着いた性格で抱っこされるとぬいぐるみのようになります。穏やかで愛情深く、落ち着いていますが、子猫や若い成猫は遊び好きです。
    他の動物や子供たちに対して非常に寛容で、多くの場合、服を着せられたり、運ばれたりすることも許してくれます。
    ラグドールは、その穏やかな性格と印象的な外見で、猫界の優しい巨人とも言われています。

ブリティッシュショートヘア

  • 見た目
    ブリティッシュショートヘアは、ほっぺたがふっくらとしたシマリスのような頬と幸せそうな笑顔を持つ猫で、『不思議の国のアリス』のチェシャ猫のモチーフでもあります。
    被毛は短くて密集しており、ぬいぐるみのような質感を持っています。目は深いゴールドから銅色、または青や深い緑の色をしています。体は中サイズで、コンパクトで力強く、広い胸、短い足、太い尾を持ち、丸い頭には短い鼻とふっくらとした頬があります。
    この品種はさまざまな色がありますが、クラシックなブルーが特に人気です。
  • 性格
    ブリティッシュショートヘアは、威厳を持ちながらも愛情深い性格で、猫界のウィンストン・チャーチルとも言われることがあります。抱っこされるのが苦手な子が多いとされています。
    非常に友好的で愛情深いが、膝の上には座らず、人のそばに座ることを好む性格をしています。子供や犬にも寛容です。とても活発というわけではありませんが、遊び好きな瞬間があります。
    マイペースで、主人の帰りを辛抱強く待つことができます。

ノルウェージャンフォレストキャット

  • 見た目
    ノルウェージャンフォレストキャットは、凛々しい顔立ちとキリっとした大きなアーモンド形の目が特徴的です。被毛は、スカンジナビアの厳しい寒さでも耐えられるように断熱された防水のダブルコートで、セミロングヘアの特徴を持ちます。
    体は大きくて、オスは5kg-7kg、メスは4kg-5.5kg体重があります。
    毛色はブラウンタビーと白でよく知られていますが、多くの色のバリエーションがあります。
  • 性格
    ノルウェージャンフォレストキャットは、重厚感のあるどっしりとした外見とは裏腹に、他のペットや人間とのふれあいを楽しむ性格を持っています。
    デリケートでありながらも社交的かつ知的で周囲の変化にも早く適応することができます。よく人間の近くにいることを好みますが、膝の上にいるかどうかは彼らの気分次第です。
    活発さはほどほどで、長い昼寝の後にエネルギーを発散することはあります。抱っこされるのはあまり好みません。

サイベリアン

  • 見た目
    サイベリアンは、金から緑、そして青の色合いの目を持つことがあります。
    被毛は長く、撥水性のある三重の構造でトリプルコートと呼ばれており、非常に密です。頭からしっぽまでふわふわした毛が可愛らしいです。耳は先端に毛が生えており、尖った形をしています。体は大きくて力強く、バランスが取れており、全体的に円や丸みを帯びています。
    サイベリアンは成熟するのに最大5年かかることがあり、オスはメスよりも大きいことが一般的です。
  • 性格
    サイベリアンは非常に人懐っこく、飼い主の近くにいることを好む猫です。落ち着きと冷静さがあり、子供や犬、他の動物とも友好的です。落ち込んだ時に寄ってきてくれたり飼い主の心理的なサポートをしてくれることがあります。
    恐れを知らず、気楽な性格を持ち、おもちゃやコンピュータの画面に興味を持ち遊び始めることがあります。とても遊び好きな性格で高い場所に登ったり、ジャンプしたり活発な行動をとることがよくあります。

エキゾチックショートヘア

  • 見た目 
    エキゾチックは、ふわふわの短い被毛を持ち、鼻が低くふにゃっとした外見が特徴です。
    被毛は、ペルシャよりも毛の手入れが簡単で、ペルシャ猫の見た目は好きだけど毛の手入れをする時間がなかったりする人にとって理想的で”怠け者のペルシャ”とも呼ばれたりします。顔はペルシャに似ており、丸みを帯びた形をしています。
    体は大きめで、力強さとバランスが感じられる体格をしています。
  • 性格
    エキゾチックは、静かで人から愛される性格を持ち、その落ち着きと平静さが人気です。
    非常に愛情深く、飼い主への愛情表現が上手で、膝の上で昼寝をすることや、顔に鼻をこすりつけたり抱っこしたときに顔を肩にのせたりする傾向があります。
    好奇心旺盛で遊び好きであり、家の中でボールを追いかけるなど単純な遊びを好みます。

ベンガル

  • 見た目
    ベンガルは鮮やかな斑点や独特の大理石模様の被毛で知られており、色鮮やかでコントラストがはっきりしています。
    豹、ジャガー、オセロットのような模様を持つ唯一の猫です。人気のクラシックな茶色/黒のタビーのほか、スノーやシルバーなどのさまざまな色があります。
    体は大きなサイズで、オスはメスよりも大きく、筋肉質です。
  • 性格
    ベンガルは自信に満ち、好奇心旺盛で献身的な性格の持ち主です。
    水が好きな子が多く、猫には珍しい水遊びを好む子がいることも。非常に愛情深く、人々の注意を求めることが多いです。
    ベンガルは鮮やかな外見と愛情深い性格から、非常に人気のある品種です。

アメリカンショートヘア

  • 見た目
    アメリカンショートヘアは、筋肉質でしっかりとしたバランスのとれた体を持つ中型の猫です。
    手入れが簡単で、短く光沢のある被毛を持ち、さまざまな色や模様が揃っています。
    オスの体重は通常5kg-7kgくらいで、メスは2.7kg-5.5kgくらいです。
    また、成猫になるまでの3歳か4歳まで成長し続ける特徴があります。
  • 性格
    アメリカンショートヘアは、非常に適応性が高く、単身者から子供のいる家族まで様々な家庭環境に適しています。落ち着いており、献身的です。
    特に子供との相性が良く、遊び好きな一方で、忙しい家庭においても自分で楽しむことができ、お留守番もできます。高齢になってもその遊び心を保ち続け、メスはオスよりも活発な傾向があります。

猫の品種選びのポイント

最後に、猫の品種を選ぶ上でのポイントを挙げていきます。

性格と活動レベル 

品種によって活発で遊び好きか静かで落ち着いているかの2つの傾向があります。自分の生活スタイルや家族の性格に合った猫を選びましょう。

長毛と短毛 

長毛種は定期的なブラッシングが必要です。短毛種はそれほど手間がかからないことが多いです。手入れの時間や労力を考慮して選びましょう。
いずれにしても定期的な抜け毛の掃除は必要になります。

健康

一部の品種は遺伝的な健康問題を持つことが知られています。
猫を選ぶ際には、その品種の平均寿命や健康状態を調べることも大切です。

アレルギー 

猫アレルギーを持つ家族がいる場合、低アレルギー性のサイベリアンなどの品種を選ぶことを検討しましょう。

猫の品種選びは大切な決断の一つです。
多くの情報を収集した上で、実際に猫と触れ合ってみることや顔や仕草を見てみることで、この子だ!と思える猫を見つけることができるでしょう。

まとめ

猫の品種の人気の理由や見た目と性格について説明してきました。参考となる情報が多くあったのではないでしょうか?
上記の情報をもとに、猫の品種選びにお役に立てれば幸いです。
猫の品種選びで最も大切なのは、自分の好みになります。猫との生活は長いです。だからこそ、心から愛せる猫を選ぶことが大切です!
品種の特徴や性格をよく理解し、自分のライフスタイルや好みに合った猫を選びましょう。

タイトルとURLをコピーしました