子猫の月齢ごとの平均体重早見表!何キロから肥満なの?

一般的な猫種の場合、生後12ヶ月で成猫になります。
大型猫種の場合は、約3〜5年かけて体が成長します。※生後12ヶ月で体重や体長がストップするケースもある。
つまり、子猫期の約一年間で、猫の体は急速に成長します。

子猫のうちは食べるだけ食べさせてあげようという考えも間違いではありません。
一方で、見境なくご飯を与えていると、「適正体重」を超過し、肥満体型に陥るケースもあります。
飼い主さんが月齢ごと、年齢ごとの適正体重を把握しておくことで、愛猫の健康寿命を延ばすことに繋がります。

そこでこの記事では、「子猫の月齢ごとの平均体重早見表!何キロから肥満なの?」と題して、子猫の健康を月齢ごとの体重から考えていく方法をご紹介します。
小型猫・大型猫に関わらず、家猫の大半が肥満気味であることが統計データにより判明しています。
この機会に、愛猫の肥満対策に努めましょう!

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猫の月齢ごとの平均体重早見表

一般的な猫種(大型猫を除く)の生後1ヶ月〜12ヶ月の月齢体重を理解しましょう。
※以下の子猫の適正体重表は、あくまで目安です。

週齢・月齢平均体重
生後0週約100g
生後1週間約150~200g
生後2週間約200~300g
生後3週間約300~400g
生後1ヵ月約400~500g
生後2ヵ月約950g~1.0kg
生後3ヵ月約1.0~1.5kg
生後6ヵ月約2.5~3.0kg
生後9ヵ月約3.0~3.5kg
生後12ヵ月約3.0~5.0kg

このように、一般的な猫種は、約1年(12ヶ月)かけて成長します。
子猫のうちから体重管理を行う習慣を持つことで、飼い主さんの猫の健康管理の意識も高くなり、将来的な病気のリスクを減らすことができます。

対して、成長に長期間を要する大型猫の月齢ごとの体重推移はどうなのでしょうか?

大型猫の月齢ごとの平均体重

大型猫は、体重・体長の成長が完了するまでに3〜5年の歳月を要します。
生後12ヶ月以降にも徐々に体重が増加していきますが、個体差に大きく依存します。
生後3ヶ月〜9ヶ月あたりの成長度合いが著しい点は、他の猫種と同じです。

月齢・年齢大型猫 (平均体重)
生後1ヶ月0.5 ~ 0.7 kg
生後3ヶ月1.0 ~ 1.5 kg
生後6ヶ月1.8~ 2.2kg
生後9ヶ月2.3~ 3.2 kg
生後12ヶ月3.5~ 6.0kg
2年以上5.0 ~ 9.0 kg

子猫はどのくらいから肥満なの?

月齢ごとの適正体重を元にした場合、個体差を考慮しにくい場合があります。
遺伝的な骨格が大きい猫ちゃんの場合、肥満でなくとも平均体重以上の体重をもつケースも多々あります。
では、子猫のうちに肥満かどうかを判断する方法とは何なのでしょうか?

個体差により体格差(=体重差)があるため、「何kgを超えたら肥満」とは一概には言い切れません。
一方で、猫にとって肥満と判断される基準は、「適正体重の20%以上」とされています。
10〜20%増で過体重(太り気味)とされます。
例えば、愛猫の適正体重が3.0kgならば約3.5〜3.6kg以上、5.0kgならば約5.8〜6.0kg以上が肥満ということになります。
つまり、標準的なサイズの猫の場合、6.0kgを超えると肥満の疑いがあるともいえるでしょう。8.0kgを超えていれば完全に肥満体型と考えたほうが良いかもしれません。

子猫の場合でも、この理論と月齢平均体重を照らし合わせてOKです。
ただし、成長期の子猫期の体重変化は月齢ごとにみるみると変化していきます。子猫期の体重チェックを効果的に行う為には、成長に伴う体重増加を考慮しながらの小まめな体重計測が必要です。数ヶ月後には今よりも体重が増えていることを見越しておきましょう。

大型種は適正体重自体が重いため、8.0kgを超えたら肥満ということではない。猫の種類や全体的な体格を基準にして、一般的な適正体重はあくまで1つの判断材料とするのが良い。

適正体重や体重管理の簡単チェック方法を知りたい方はこちらの記事をチェック!

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子猫の体重管理はとても重要!

今回は、子猫の月齢ごとの平均体重と、肥満のチェック方法について解説しました。
また、大型猫の月齢体重との比較も検証しました。
生後3,4ヶ月や6ヶ月の子猫のうちから、体重計測を行う習慣を身に付けることは非常に重要です。
子猫期の健康的な成長を、月齢ごとの平均体重を基にサポートし、幸せで笑顔あふれる猫ライフを手に入れましょう!

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