ペットをお迎えするということ
ペットを家に迎えるということは、家族の一員として、人間と長年にわたり共に生活することを意味します。
基本的に人間の生活に寄り添う形にはなりますが、それでもある程度はペットを優先した選択や習慣を持つこととなります。
本記事では、ペットの中でも「猫」に焦点を当て、子猫をお迎えする際の事前準備や注意点をご紹介します。
準備品については、我々が厳選したおすすめグッズも紹介しています。ぜひ参考にしてみてください!
子猫を迎える前に絶対必要なもの
子猫をお迎えするにあたって、事前に準備しておかなければならないものは以下の通りです。
ここでは、愛猫が我が家に来る日(初日)までに必ずなくてはならないアイテムのみ紹介します。
おすすめ商品もご提案しているので、是非参考にしてくださいね。
猫用トイレ・猫砂
猫は本能的に砂がある場所をトイレだと認識します。
トイレトレーニングは、人間との共生にとって最重要項目の1つであるため、飼い始めからトイレを準備して覚えさせる必要があります。将来的に服の上やクッションで粗相することのないように、しっかりとした猫用トイレを買うべきです。
猫用トイレには、ノーマル・システム・自動の3種類が存在します。
愛猫の大きさ、価格面、設置環境を考慮して選びましょう!
トイレ砂(猫砂)は紙・木・鉱物タイプの他、おからやシリカゲルなど様々な素材でできたものがあります。固まり方やゴミの出し方、値段などがそれぞれ異なります。
トイレ用スコップも買っておきましょう。
- 入り口が低い設計(成猫・子猫・老猫対応)
- ハーフカバーは砂返し付き(チップの飛び散り防止)
- 1ヶ月分の猫砂とシート付き
- 全面通過の広いスノコ面
全年齢対応で、ハーフカバーの高さにより砂の飛び散りを防いでくれる万能システムトイレです!
お値段も問題ないので、とりあえず失敗のないトイレ選びを目指している飼い主さんに最適ですよ。
1ヶ月分の猫砂・おしっこシート付きも嬉しいですよね!
清潔感・使い勝手の良さ・お手入れにしやすさはシステムタイプのトイレが最終的にベストだと思います!
【2023年】猫用トイレのおすすめ商品と選び方のポイントを紹介!
猫の体重計測・健康管理・ペットカメラを完備した猫用トイレ「Toletta」
子猫用キャットフード
人間の子供と同様に、子猫も成長のために多くの栄養が必要です。
人と同じ食事を与えてしまうと、栄養素が偏ったり身体に合わないことで体調不良になりやすくなります。子猫用のキャットフードを与えてください。
子猫期は、食べやすくて消化に良いウェットフードが適切でしょう。
- 子猫に優しいムース状
- 母乳から離乳食への移行をスムースに
- 猫が本能的に求める栄養バランスを追求
- 子猫の免疫・抵抗力を自然に維持
子猫向けフードには様々な商品がありますが、本メディアはこの商品がベストだと考えています。
安心安全のロイヤルカナンブランドで、必要栄養素や食いつきにも定評があります!
免疫力等の子猫期から形成すべき様子にもしっかり目が行き届いているので、流石はベストセラー品といったところです。
オリジンキャットフード(Orijen)を猫にあげてみた感想と口コミ・評判を紹介!
猫用食器(皿・給水)
水飲み用と餌を食べる容器がそれぞれ必要です。
形や素材は様々ですが、ある程度の重さのあるお皿の方が安定感が出て食べやすいようです。子猫が手で触ってお皿が倒れてしまうことも防げるでしょう。
猫用のお皿がどうしても準備できなかった場合は、浅い小皿等で代用しましょう。
あまりにも深い皿を用意してしまうと子猫が食べにくい可能性があります。
お皿
- 浅広な器:ヒゲ・胸毛にあたらない
- 電子レンジ・食洗機OK
- 滑り止めシリコン付き
- 「かえし」付き:食べこぼしの防止
猫は比較的食道がまっすぐ、という身体的特徴があります。
低い位置に食器を置くのではなく、食器を脚付にしてあげることで、逆流を防ぎ、吐き戻しを軽減してくれる効果があります。
加えて「斜めタイプ」なので、フードが手前に集まるので食べやすく、浅広設計の器でひげが当たるのことを防止します!
水入れ
- メモリ付きで分かりやすい
- 電子レンジ・食洗機OK
- 滑り止めシリコン付き
- 水を飲むのが楽な姿勢を維持させる設計
水飲み食器も人気ブランド「猫壱」から採用しました!お揃いで可愛くお揃いにしましょう。
商品設計は、猫ファーストで給水しやすさを最優先しています。食器自体に安定感があるところがポイントです。
自動給水のタイプもおすすめですが、フードの食器とお揃いにしておくことで愛猫が安心して水を飲める環境をつくりましょう!
自動給水器
- ベストセラー品
- 貯水量十分・長時間の外出時も安心
- 安定感抜群で転倒の恐れなし
- 電源不要のため置き場所を選ばない
- ペットが舐めても安全な樹脂で作られている
この商品は、定番のベストセラー品です!1つは手元に置いておきましょう。
私も実際に使用していますが、お掃除簡単+水を足す回数が減って楽チンです!
透明設計で外から貯水量が確認できるのも嬉しいポイントです。
- ケージへの取り付け可能
- 取り付け型のため場所を取らない
- 飲んだ量が目視できるので、健康管理も可能
- 取り外し簡単
こちらの商品も、実際にケージにつけて使用しています。
「給水楽」「掃除楽」「高さを確保できて愛猫が飲むのが楽」の3拍子揃ってます!
強いて難点を挙げるとすれば、愛猫が水をたくさん飲むので最低でも1.5日に1度は給水してあげる必要があります。
愛する猫ちゃんのことを思えば全く苦になりませんが!
猫の水飲み器の人気おすすめランキング|自動給水器から陶器タイプまで紹介します
猫用キャリー(移動用)
猫を迎えに行く時はもちろん、病院に連れていったりする時にも必要になります。緊急時に猫を避難させなければならない場面に遭遇するかもしれません。
猫は狭くて暗い場所を好む子が多いので中に布を敷いて部屋に置いてあげると隠れ場所として寝床にする事もできます。
扉がしっかりしていて壊れにくい物・脱走しにくい物を選びましょう。
- 天井はファスナーで開閉式=出し入れがスムーズ
- お家やお出かけ先でもベッドとして使用可能
- 3WAYペットキャリー①肩掛けショルダー②手持ち③キャリーオンバッグ
- 本体にシートベルトを通し座席と固定可能
「素材はソフトとハードの中間であり、使い勝手がいい」「上開き部分の素材がしっかりしている為、猫を入れやすい」と高評価です。
広いスペース、両サイドのポケット、マットは両面使用できるため季節に合わせて変更可能、持ち方様々で底面に滑り止め付き、、、完璧です。
総合力で評価した場合、この商品がベストと言えるでしょう!
猫のタイプ別おすすめキャリーバッグ16選!愛猫に適した商品の選び方もご紹介
子猫のために準備したいもの
続いて、子猫をお迎えする初日に必ずある必要はありませんが、可能であれば適時準備すべきものをご紹介します。
猫用ベッド
必要度★★★☆☆
- お家にやってきたばかりの子猫には、環境の変化によって戸惑いが生じやすい
- 不安に思ってなかなか安心して眠ることができない可能性がある
- 自分の匂いのついたお気に入りの場所であれば安心する
ちなみに我が家の猫(サイベリアン子猫)は、猫用ベッドを用意しているのですが、ダンボールや紙袋の上で寝ています。猫用ベッドは全く使ってくれません…。
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猫用ケージ
必要度★★★★☆
- 先住猫がいる場合は、仲良くなるまでの避難場所として
- お迎え当初はケージの中にトイレやベッドをおいて、子猫のハウスのようにして使うとよい
- 留守番をさせる時、寝かせる時、部屋の大掃除をするときなどに便利
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ペットシート
必要度★★★★☆
- 移動時にキャリーバックの中に敷いておくと粗相にも対応可能
- システムトイレを採用した場合は必須
消臭グッズ
必要度★★★★☆
- 粗相をした時にあると便利
- 来客時や猫の臭いが気になる場合に便利
ロールクリーナー
必要度★★★★☆
- 衣類やベッド・家具に付着した抜け毛をとるのにとても便利
- 掃除機などよりも手軽に操作可能
首輪
必要度★★☆☆☆
- オシャレのため
- 子猫は小さいため、しばしば居場所がわからなくことがある
※子猫の居場所がわかるように鈴付きのものを推奨 - 嫌がる子に無理して付けるのはNG
安全の為にどこかに引っかかると簡単に外れる仕組みの物もあります。
爪とぎ
必要度★★★★★
- 爪とぎは猫の日課
- 爪とぎがない場合はソファーや壁を傷つけてしまう
段ボール製、木製、布製など色々な素材・形状のものがあります。
用意したからといって必ずしもそこだけで爪とぎをするわけではありませんが、爪とぎを設置してあげることである程度は家具や壁・床での爪とぎを防ぐことができます!
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おもちゃ
必要度★★★★☆
- ストレス発散や運動不足解消に有効
- 愛猫とのコミュニケーションがとれる
- 猫自身も夢中に慣れて楽しむことができる
猫じゃらしやボールなど、様々なタイプがあります。
飼い主さんと一緒に遊ぶ場合は、猫じゃらしで狩猟本能を刺激してあげましょう。
- 人の手では難しい、猫を惹き付ける種類豊富な動きをする電動猫じゃらし
- 猫が大好き”カサカサ“素材のシート
- 急に動いたり止まったり、小刻みに動いたり、反回転したり、予測不能な動き
- 「羽根」「ひも」2種類のスティックで違った遊び方を楽しめる
- 本物のねずみのようなスピーディでランダムな動き
- カラフルに光るLEDテールランプ
- 壁に当たっても簡単には止まらない障害物回避センサー
- 電池不要、USBでカンタン充電
キャットタワー
必要度★★★☆☆
- 登り下りによる運動不足の解消
- 爪とぎや寝床にもなる
- 猫は高いところが大好き
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おやつ
必要度★★★★☆
- 愛猫へのご褒美に
- しつけの際に役立つ
- 間食として
部屋の危険なものの片付け
子猫・猫を迎えるにあたり、部屋の中で対策をしておくべきコトを紹介します。
誤飲対策
小物
アクセサリーや裁縫道具、箸や薬などの小物が外に出ていると、何でも猫のオモチャになってしまいます。 ぬいぐるみなどの危険でないものであれば安心ですが、誤飲してしまったり猫のケガの原因になるものは事前に片付けておきましょう。
実体験ですが、ビニール袋の持ち手が首にかかってしまい、大騒ぎになった経験があります…。
猫が触れることができないように仕舞う癖をつけましょう!
観葉植物
ユリやスズラン、シクラメン、ポトスなど、花束に入っていたりお部屋に飾ってあったりする植物の中にも猫にとっては有害な物が意外と多いです。
葉っぱが揺れているのを気にして猫が食べてしまうと中毒を起こしてしまう事があります。
部屋やベランダに植物を飾っている方は事前に猫が出入りしない場所に移動しておきましょう。
脱走対策
ドアノブにぶら下がってドアを開けたり、窓や網戸のちょっとした隙間に手をかけ、爪をひっかけて開けたりすることもできてしまいます。脱走対策は万全にしておきましょう。
特に完全室内飼いにする場合は、脱走防止柵などを用意したり、玄関口には入れないように工夫しましょう。
敏捷性もジャンプ力もあるので要注意!
子供対策
子供は猫に対して大きな声で驚かしたり、執拗に追いかけたり、乱暴に扱ったりする場合があります。
子供のいるご家庭で猫を飼う場合は、猫の扱い方や接し方について子供に根気よく教え、仲良く暮らせる環境を作ってあげましょうね。
危険対策(生活環境)
お風呂場は立入禁止に
お風呂場は猫にとって最も事故がおきやすい場所の1つです。
浴槽に溜めてあった水に落ちて溺れてしまい、発見が遅れると溺死してしまう事もあります。
サイベリアンなどの水が大好きな猫種は特に注意が必要です!
生活家電等の電気コードの配線に注意
電気コードなどにじゃれついてしまう危険性もあります。
感電してしまう事もありますので家具の後ろを通したり、コードカバーを付けるなどの工夫をしてあげてください。
壁や床の保護
爪とぎは猫の癖です。
こまめに爪を切っていても壁や床に傷が付くのを完全に防ぐことはできません。
特に賃貸物件にお住まいの方は、激しい傷が付いて困る方は事前に保護シートなどを用意しておく事をオススメします。
- 体を伸ばして爪とぎ可能:家具や壁での爪とぎ防止
- 優れた安定性:シリコングリップ搭載
- 耐久性抜群:長持ちでゴミもでない
- 中に鈴が入ったボールで遊ぶ:用途多彩
L字型で高さもあるため、猫が体を伸ばしながら爪とぎをすることができます。
のびのびしながら爪とぎをする姿をよく目にしますよね。
これは猫の習性なので、爪とぎに高さがあれば、壁や他の家具で爪とぎをする機会を防止できます。
また、壁際にコンパクトに設置できますし、安定性もあるので、最小スペースで最大の実用性を発揮します!
まとめ
今回は、子猫をお迎えする際に準備しておくべきものや注意事項について解説しました。
少しでもお役に立てれば幸いです!
子猫は好奇心旺盛ですし、危険なことを経験していないことが多いため、注意深く飼育してあげる必要があります。
人間の子供と同じで、本当になんでも触ったり口に含もうとします。
愛猫との幸せな時を過ごすためにも、事前準備や子猫期のケアはしっかりと取り組みましょう!
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