日本で飼える一番でかい大型猫「メインクーン」とはどんな猫?

メインクーン

日本で飼える大型猫の代表格、メインクーンをご存知でしょうか?
一般的な猫と比較した場合、メインクーンを一目見れば「でかい」と感じるでしょう。家猫最大の大きさを誇る大型猫として、ギネス世界記録の常連猫種です。
そこでこの記事では、そんな巨大猫メインクーンの魅力に迫ります!

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大型猫メインクーンってどんな猫?

大型猫メインクーンは、原産国を米国(ニューイングランド地方メイン州)とするメイン州公認の「州猫」です。
穏やかな性格と人と共に生活することに馴染みやすいことから、日本で飼える大型猫としても高い人気を誇ります。単に「でかい」ことだけが魅力の猫ではありません!

大型猫メインクーンの基本情報

身体的特徴

  • 分類 
    大型長毛種猫
  • 平均体重・体長
    【メインクーンの体重平均】オス:6kg~8kg、メス:4kg~6kg
    【体長平均】オスメスともに約70cm〜100cm ※平均寿命12〜15歳

「世界一大きな家猫」としてギネス世界記録に認定されるメインクーンは、体重10kg以上で体長も100cmを超える最大レベルの個体が大半です。メインクーンが巨大と言われるのも納得です。

性格的特徴

  • 温厚で穏やか飼い主に忠実
    小さなお子さんがいるご家庭や多頭飼いを検討しているご家庭でも比較的飼いやすい猫といえる。過度なスキンシップ(必要以上にベタベタされる)のは少し苦手なよう。程よい距離感が大切。
  • 知能レベル・学習能力が高い
    きちんとしつけを行えば「お手」「お座り」「待て」などの芸を覚えるようになるそう。ダメなことはダメと、きちんと理解する力も持ち合わせているので手のかからない賢い猫種に分類される。個体差はある。厳しいしつけや無理に芸を教えるのは厳禁。

大型猫メインクーンは、「でかい」と言われるだけの逞しい大型な骨格と優しい性格をしていることから「ジェントル・ジャイアント(穏やかな巨人)」と呼ばれることもあります。
一方で、ワーキングキャットとしてネズミを追いかけてきた品種であるため、狩猟本能は健在です!猫じゃらしなどで遊んであげると、好奇心旺盛で活発に運動するでしょう

メインクーンの性格は悪い?飼育にあたってのデメリットや注意点を紹介します

名前の由来・ワーキングキャットとして

メインクーンの名前の由来は、アメリカのメイン州の「メイン」とアライグマ(raccoon)を意味する「クーン」を掛け合わせたものです。

ワーキングキャットとして

メインクーンは、ネズミを退治する「ワーキングキャット」として古くから人間と共に暮らしてきました。このような背景から、ペットとして飼いやすい猫として世界中から愛されている人気の猫種です。

日本で飼える巨大猫メインクーンについてもっと知りたい方はコチラ⬇︎

ギネス認定された世界最大の巨大猫!

大型猫メインクーンはギネスブックに「世界一大きな猫」として認定されています。その巨大な体格は、まさに「でかい」という言葉がふさわしいもので、そのサイズからは想像もつかないほど優しい性格を持っています。ギネス記録に登録されている猫種という事実は、ある意味メインクーンの飼い主さんにとっては誇りでもあります。

ギネス記録に載っている最大サイズのメインクーンとは?

最大レベルの多きさを誇る数々のメインクーンたちは、家猫として世界一の大きさ(体長)をもつ猫種としてギネスブックに名を連ねてきました。
ここ10数年でギネス記録が更新され続けている(現存するという制約がある)ため、「この子こそが世界一最大の家猫」という感触は味わえませんが、歴代1位の家猫はストゥーイーくんです。
メインクーンのストゥーイーくんの大きさはなんと123cm!!「世界一長い猫」の称号を手にし、この記録は未だに破られていません。

ちなみに、現存する家猫の中では、「バリベル」くんがギネス記録を更新しました。
その長さは120cm!この子ももちろん大型猫メインクーンです。

前述の通り、この巨大猫メインクーンは、日本で飼える大型猫として馴染みのある猫種です。日本での飼育が珍しいということはありません。
また、全てのメインクーンがギネス記録(最大レベルのサイズ)に匹敵することはありません。メインクーンの魅力は「でかい」だけではありません。愛情を持って個体差を尊重しましょう。

日本で飼える人気大型猫の品種

日本で飼える大型猫の猫種は、メインクーンだけではありません。
ノルウェージャンフォレストキャットやサイベリアンフォレストキャット、ラグドールなど、日本で飼える大型猫は多岐にわたります。これらの猫種もメインクーンと同様に大きくて優しい性格が魅力で、それぞれ「でかい」だけではなく個性ある特徴が人気です。

ノルウェージャンフォレストキャット

ノルウェージャンフォレストキャットは、北欧神話に登場するほどの長い歴史を持つ大型猫です。フワフワの被毛とエレガントな容姿から、日本国内でもとても人気が高い長毛猫です。
北欧の大自然で進化してきただけあり、その頑丈さと巨大っぷりはメインクーンに引けを取りません!
サイベリアンフォレストキャットやメインクーンと似ていますが、顔つきや耳が少しずつ異なります。

ノルウェージャンフォレストキャットの性格や特徴|飼育が大変って本当?

サイベリアンフォレストキャット

サイベリアンフォレストキャットはロシアの寒冷な気候で進化した大型猫です。トリプルコートのモフモフの被毛と賢さが特徴の長毛猫です。
私自身、サイベリアンを飼育中ですが、ふとした時に「でかいなぁ」と感じます。
飼い主さんに興味津々で、犬っぽい印象を受けています。
猫アレルギーを引き起こしにくい稀有な大型猫なので、その点もおすすめです!

一緒に過ごしてわかったサイベリアンフォレストキャットの性格や特徴

ラグドール

ラグドールは大型猫としての「でかい」存在感を放ちながらも、意外とスキンシップ好きです。
抱っこ好きで、その特徴から「ラグドール(英語でぬいぐるみの意)」という名前を付けられました。日本でもトップクラスの人気を誇ります。
毛色や模様も様々なので、個性が楽しめますよ!スカイブルーの瞳が魅力的です。

ラグドールの性格や特徴|大型長毛種の飼い方で気をつけることを解説

その他にも日本で飼える大型猫は存在しますが、上記の3種が比較的メインクーンと類似している「でかくて優しい」品種かと思います。
個人的な感覚ですが、これらの中でもやはりメインクーンに「でかい、最大、巨大」といったイメージを覚えます。

メインクーンはどれくらいでかいの?

日本で飼える大型猫メインクーンは成猫で平均体重が5〜9キロとされていますが、ギネス記録に登録される中には最大15キロを超える個体も存在し、その巨大さは他の猫種と比べても明らかに「でかい」です。
生後3ヶ月、6ヶ月、9ヶ月と成長するごとに、徐々に一般的な猫種との間に大きさや体重の差が生じてきます。生後12ヶ月の時点では明らかに大きさが目立ちます。
一般的な猫種は1歳で成猫となり身体的な成熟を迎えますが、メインクーンを含む大型猫種は3〜4年かけて身体的な成長を完了させます。つまり、1歳以降も2歳、3歳と成長するにつれて更に大きくなっていくことが期待されます。
このように、一般的な猫種と比較した場合、個体差はあれどメインクーンは明らかに「でかい」と感じる大きさに成長していきます。

メインクーンの巨大さを実感できる体重推移やオス・メスの違いについてはコチラ⬇︎

大きくて優しいメインクーンと快適に暮らすために

日本で飼える大型猫、特にメインクーンに焦点を当てたこの記事では、その「でかい」体格と「優しい」性格の魅力、そして快適に暮らすためのポイントをご紹介しました。
大型猫メインクーンとの暮らしは、その巨大な体を適切にケアすることが重要です。適度な運動や食事の管理、長毛の被毛の手入れなど、大型猫ならではの注意点を理解し、実践することで、メインクーンと共に快適な生活を送ることができます。
ギネスブックに最大サイズの家猫として登録されているメインクーンの基礎知識や飼育のコツを理解し、巨大猫メインクーンとの豊かな猫ライフを実現させましょう!

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