ラグドールは、穏やかで人懐っこい性格で知られる大型長毛種猫です。
大型猫の中でも、比較的大人しい(特に成猫期以降)ことで知られており、小さなお子さんがいる家庭でも安心して飼育することができると評判です。
一方で、ラグドールについて調べると、「性格が悪い」「かわいくない」などという情報があります。
「ラグドールは落ち着いている」というイメージが先行するあまり、個体差によるちょっとしたギャップに驚いているのかもしれません。
そこでこの記事では、「ラグドールの性格は悪い?飼育にあたってのデメリットや注意点を紹介」と題し、性格が悪くてかわいくないラグドールは実際に存在するのかどうかについて解説します。
また、実際にラグドールを飼育するときの注意点やデメリットについてもご紹介します!
ラグドールの一般的な性格や特徴
ラグドールは愛嬌があり、子供に対しても優しい性格をしています。
一般的な見解は、性格が悪いことや、愛嬌がなくかわいくないといったデメリットとはかけ離れています。
また、抱っこされることを嫌がらず(寧ろ好む)、ぬいぐるみのように抱っこされることからラグドールという品種名がつけられた逸話が有名です。
成猫になると、運動量が控えめになります。
活発で運動好きな大型長毛種の中では珍しいと同時に、飼育しやすい理由の1つにも挙げられます。
「寝転びながら遊ぶ」などとよく言われています。
ラグドールの性格が悪いと言われる理由
では、大人しくて愛嬌があると言われているラグドールに「性格が悪い」「かわいくない」といった噂が付いて回る理由とは何なのでしょうか?
性格が悪い理由その①:個体差・遺伝的要因
人と同じように、ラグドールの性格も一匹一匹少しずつ異なります。
大人しくて従順な子がいれば、元気いっぱいでやんちゃな子もいます。
ラグドール自体に温和で優しいイメージがあるため、イタズラっ子で無邪気な様子が「性格が悪い」といった印象を与えてしまうのかもしれません。
「かわいくない」なんてことは無く、むしろ愛くるしいですよね!
個体差により、抱っこやスキンシップが苦手な子もいます。
性格が悪い理由その②:飼い主さんとの信頼関係・後天的要因
日々のスキンシップ不足や過去のトラウマによって、飼い主さんに対して警戒心を抱いている可能性があります。
優しく語りかけながらブラッシングをしたり、おもちゃなどを使って一緒に遊ぶことで信頼関係を構築しましょう。
また、お部屋の中の環境整備も大切です。
猫が嫌いなにおいが充満していたり、ストレスを感じる置物などがないかどうかをチェックしましょう。
猫はマイペースな生き物ですが、飼い主さんのことを家族として認識しています。
神経質な一面も持ち合わせているため、ルーズな対応や大きな声などにも敏感です。
信頼関係はしっかり向き合うことで改善・構築可能なので、品種としてのラグドールの性格にデメリットは無いと言えます。
ラグドールの性格が悪い原因と飼い方の注意点
次に、ラグドールに対して「性格が悪い」「かわいくない」と感じてしまった時の対応策・注意すべきポイントを紹介します。
環境整備
- ゴミや物を片付ける
誤飲・ケガ対策 - においチェック
猫は柑橘系のにおいが苦手 - 家具・家電
猫は聴覚が発達している為、小さな音にも敏感(騒音やライトなどにも注意) - トイレや食事環境
猫は神経質で綺麗好きの為、常に清潔に!
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ストレス解消
- 運動不足の解消
キャットタワー、猫用おもちゃなど - 安心できるスペースがあるか?
猫用ベッドなど - 爪とぎができているか
- 接し方を見直そう
小さなお子さんが怖がらせていないか?適度な距離感を保てているか?
- 体を伸ばして爪とぎ可能:家具や壁での爪とぎ防止
- 優れた安定性:シリコングリップ搭載
- 耐久性抜群:長持ちでゴミもでない
- 中に鈴が入ったボールで遊ぶ:用途多彩
L字型で高さもあるため、猫が体を伸ばしながら爪とぎをすることができます。
のびのびしながら爪とぎをする姿をよく目にしますよね。
これは猫の習性なので、爪とぎに高さがあれば、壁や他の家具で爪とぎをする機会を防止できます。
また、壁際にコンパクトに設置できますし、安定性もあるので、最小スペースで最大の実用性を発揮します!
性格以外のラグドールのデメリット
大型長毛種であるラグドールを飼育する上で、性格以外のデメリットはあるのでしょうか?
該当すると考えられるものをご紹介します。
※「性格悪い・かわいくない」などとは異なる普遍的な特徴(デメリット)
抜け毛の処理・抜け毛が目立つ
ラグドール(長毛種)の抜け毛は非常に目立ちます。
単純に被毛自体が長く存在感があることが理由ですが、「換毛期」も関わっています。
猫の換毛期は、春と秋の年2回訪れるとされていますが、室内は季節による生活環境の温度差が少ないです。
よって明確な換毛期が見受けられず、年間を通して毛が抜けやすい傾向があります。
定期的なブラッシングを心がけましょう!
実体験
バスタオルに被毛が付着し、不快感を感じる。
足裏や靴下に付着した抜け毛が気になる。
抜け毛がとにかく目立つ。
※筆者はサイベリアン(大型長毛種)を飼育中
- 押すだけで脱毛可能で処理が簡単
- 愛猫の皮膚を傷つけから守りながら、効果的にクリーンアップ
- 毛の流れを整えてきちんと感を作り出す
- 洋服や部屋の抜け毛を大幅削減
被毛の絡み、皮膚への刺激が防止されるよう設計されているので、長毛種向きと言えます。
愛猫へのストレスも削減します。
また、ワンタッチで抜け毛を処理できるので飼い主さんにとってもストレスフリーです!
ビーズヘッドによるマッサージ効果も見込めるので、甘えてきた猫ちゃんとのスキンシップには最適です。
愛猫を癒しながら被毛のお手入れもしてあげられる逸品です。
肥満体質(運動不足により太りがち)
ラグドールは、大型種としての筋肉や骨格を維持する為にご飯をしっかり食べます。
一方、前述の通り運動量は控えめです。その分、摂取カロリーが消費カロリーを上回ってしまい、肥満体型に陥りやすいです。
ラグドールのご飯の量については、「適正(必要)量以上は与えない」「おねだりをしても追加で餌を与えない」が体重管理のカギとなります。
飼い主さんが遊んであげることで、意識的に運動させることも効果的です。
- 楽天市場ではNO.1、amazonでも上位の人気
- 本物の羽を使用しているため、独特な音が猫の闘争本能を引き立てる!
- 操作しやすいルアー状
- 他の商品に比べて少し値段は高いが、食いつきが全然違う!
テレビでも度々紹介されたロングセラー商品です。
特に羽の素材・振り回した時の独特の音にこだわっています。七面鳥の羽をベースにしているので、動物のニオイがあり猫のハンター心をくすぐります!
羽の強度をサポートするために、グラスファイバー、ナイロンで補強を行なっています。
猫が最も興味をそそられると言われている「バタバタとした振動音」が鳴る構造になっている為、猫の興味をそそります!
「驚きの食いつき」と評されるほどに猫ちゃんの食欲をそそるカナガンキャットフードは、世界中で愛されるメーカーです。
健康な体づくり・食いつきへの期待・消化に優れているといった点が、多くの獣医師から推奨されている所以です。
グレインフリーとヒューマングレードは両方クリアしており、安全性も高いと言えるでしょう。
全年齢対応という点も、飼い主さんからしたら評価ポイントだと思います!
比較的広いスペースが必要
運動量が控えめとは言っても、一般的な猫種と比較すると体が大きく力も強いです。
キャットタワー、爪とぎ、ベッド、ケージ、猫用キャリー等の基本的な猫用品は「大型猫向け」のものを選ぶようにしましょう。
また、ストレスなくお部屋の中で移動できる環境を整えてあげましょう。
かわいいラグドールと幸せな暮らしを
ラグドールの性格が悪いと言われている理由について解説しました。
また、飼育の際のデメリットや注意点についても触れたので、参考にしていただけると幸いです。
現在サイベリアンを飼育中の私にとっては、抜け毛の処理やブラッシングなどは飼育のデメリットとは感じませんし、やんちゃな性格を「かわいくない」と思ったこともありません。
しかし、猫との生活=人と猫の共同生活であることには違いないので、飼い主さん自身もストレスを感じずに生活できることが大切であるとも感じます。
飼育の心構えや工夫、便利な猫用品などを上手に取り入れて、猫との生活で生じるデメリットを減らすことが、本当の豊かさへの第一歩です!